書き方について


 文章の書き方に主義とかこだわりみたいなのってあるんですか?というお問い合わせメールをいただきました(笑)

 ハハハ、いや、お話書くのって、なんていうか、個人の流儀といいますか、そういうものがあるから、ひとそれぞれ好きなように書いていていいのでは、とお返事したのですが、ユニークなご質問で面白かったです。

 私についていえば、自分流の決め事はあります。たとえば、“無い”“五月蝿い”“〜迄”“退る”“事”といった言葉はひらがなで書く。これは文章全体の中の漢字の占める量を減らして、逆に使いたい漢字を浮かび上がらせ、強調するためです。鮮血淋漓、とか白刃一閃とか、轟然とか、そういう小難しい単語(爆)の効果を強めたい、と。

 これは意識していないとワードがきれいに変換してしまうので、あとで見直していちいちひらがなにひらきます。手間(^^;)

 もちろんこれも個人の流儀で、逆にこういう漢字を多用して時代がかった雰囲気を上手に演出されているお話も多いわけで、好みの問題ですよね。

 あと会話と地の文は行を変えます。これも好みの問題。

 イラストもいろんなツールがあったり水彩風、アニメ風、ペンや鉛筆画風といろいろですが、まったく同じことだと思います。よーするに、書きたいように書けばいいよねーということですな(笑)

 あ、実は一つだけ、これだけはどのサイトさんにも共通、と思われることがあります。それはズバリ「行間」。

 上下の行と行との間が狭い(ピッタリくっついてしまう)とちょっと読みづらいのは私だけ?ツールにもよりましょうが、ワープロで書くのと同じくらいの行間があってくれると、乱視で近視の私でもちょっと読みやすいんだけどなー、と思います。

 あと背景に絵があってその上にかぶさって書かれていると、文字がよく読み取れない場合があります。もちろん編集→すべて選択、で絶対読みますが() 読みやすさの工夫ってのは結構重要なんじゃないかなーと思います。

 私は会話と地の文の間は一行空けていますが、これも読みやすさの追求で(笑)

 一行の長さとか、文字間とか、案外そんな見た目はどこのサイトさんも似てくるのかもしれませんね。

 文章の書き方ではありませんが、手や半身の不自由な方のため、できるだけリンクは大きめにして、若干間も開けています(のつもり。あにおとうとはくっついてしまってるので、少し修正します)。マウスを動かしてリンクポイントに持ってくるのは、普通はごくごく簡単容易な技ですが、決してそうでないひともいるわけです。

マウスというのはとても微妙な動きを見せるので、ちょっとずれるとアイコンが選べない、という状況では非常に不便です。なので、アイコンだけのリンクは作らず、必ずタイトルもつけて、両方にリンクしています。少しぐらいずれてもポイントできるように、ということですね。

あと配色。色覚異常の方にとっては、実は非常に読みにくい配色ってあるんですね。イラストの場合はこれはもうしようがないと思うんですが、うちは文字ばっかりのサイトなので、せめて読みにくい配色だけは避ける、という風にしています。赤文字は避けるとか。(でもホームページビルダーを思うように使いこなしていなくて、うまくできない場合もある。特に雑記がそう。悩んでます。なおらないようー)
 あと「風の音にぞ」の背景画像。これ、読むときには文字がにじんで読みにくいと、あとから気づきました。早く直さないと、なんて思いつつ、まだいじってない。しかも明朝体とゴシックがまぜこぜ。これもよろしくない。早く改善せねばー。

ほんとは目の不自由な方のために、読み上げくんにあわせてファイル名も工夫すべきかな、とも思います。うちは小説サイトだから特にそうですね。

 こんな取るに足りないファンサイトではありますが、でもほんの少しの工夫に過ぎないので、私は多少気にしながら作っています。

 もちろんそのためにサイトのデザインがちょっと、ということはあるんですが(センスがないという問題のほうが大きいけど)、インターネットは距離も時間も超越した世界、本当にいろんな人が見る可能性があるし、見てもらいたい。犬夜叉を愛するいろんな人のために、至らないながらもすこしずつ工夫していこう、なーんて思う管理人でした。



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